山田運送 採用PRビデオ公開、知ってもらうきっかけに

【安全運行支援】

 

 SNSの登場などで企業の発信方法も多様化する中、社内の雰囲気を伝えるのに効果的なのが、動画を使ったWebコンテンツだ。企業だけでなく行政機関の採用でも、イメージしづらい業務を動画で紹介することで、求職者を惹き付ける工夫が仕掛けられている。運送業でも、PRビデオを動画サイトにアップするなどして、認知度を上げる取り組みが少しずつ広まっている。


 滋賀県大津市の山田運送(山田英樹社長)では採用PRビデオを完成させ、ホームページ上で公開した。動画の中で流れている社歌は山田社長が自ら作詞したもので、ISO39001の認証取得や安全の取り組みなどが、約5分の動画にまとめられている。山田社長は「初めての取り組みだったが、周りの反応も上々。チラシよりも映像は印象に残りやすいので、特に若い世代に見てもらいたい。スローガンの『安心と安全を乗せて夢をつなぎます』をともに実現してくれる方と出会いたい」と話す。


 製作期間は約3か月。出演しているのは全員社員で、「あえてプロの方に依頼するのではなく、会社のありのままの様子が伝わればと思った」。文章を書くことが好きな山田社長自身が社歌の作詞を担当。耳に残っていたという家電量販店のCMソングを参考に、キャッチーなメロディーがつけられた。動画は「未来へと夢をつなぐ」と名づけられ、テンポ良い映像が完成した。


 「湖北地域などから大津まで通うことは難しいため、やはり地域の若者をどう取り込むかが課題になる。幸い、現在のドライバー平均年齢は40代前半だが、今後若手を採用しなければ高齢化は進むばかり。弊社を知ってもらえるきっかけを一つでも増やせればと制作した」と話す。「最初から乗務の仕事に就くのではなく、倉庫作業から一つずつステップアップできる環境は整備している」。女性でも働けることをアピールするため、映像には女性の倉庫作業員も登場する。


 PR動画は採用だけでなく、営業面でも活用が期待される。「新たな取引先とのお付き合いが始まる前、ホームページを事前に見て来社される方が多い。その際に、会社の雰囲気が伝わる動画があれば安心していただけるのでは。今後は第2弾・第3弾の動画制作も検討したい」

111706.jpg

 山田社長が大切にしている言葉は「明鏡止水」だ。「剣道の恩師からいただいた言葉。この言葉のように、邪念がなく、澄み切って落ち着いた心境で新たなことに挑み続けたい」と話した。


◎関連リンク→ 山田運送株式会社

 

最新ニュース

 
MapOver1 MapOver1 MapOver2 MapOver3 MapOver4 MapOver5 MapOver5 MapOver5 MapOver5

 北海道・東北エリア

 関東エリア

 北陸・東海エリア

 関西エリア

 中国・四国・九州エリア