塚腰運送 ISO39001、京都の事業者で初取得

【ISO39001】

 

 塚腰運送(京都市下京区)は8月27日、道路交通安全マネジメントシステムISO39001認証を取得した。京都府下の運送事業者では初の取得となる。審査機関は日本科学技術連盟。今年3月にキックオフし、半年足らずのスピード取得を実現した。これまで取り組んできたISO9001や同14001、OHSAS18001で培ったノウハウを生かし、外部コンサルには頼らず、自力で短期取得にこぎつけたという。


 塚腰智之社長によると、「当社の強みは『現場対応力』。つまり、お客様のニーズを的確に実現していく力」で、「社長からアルバイトスタッフに至るまで、その場その場で対応し、顧客ニーズを的確に満たすことを最も重視している」という。その上で、「運送会社にとっての安全とは、確実に荷物を届け、顧客にいつも安心してもらうこと」とし、その実現のために、さまざまな規格を活用しており、今回取得したISO39001もその一環という。

 塚腰髙秀副社長も、「安全への取り組みをさらに強化していくためのもの」と説明。「交通事故は社会との接点の中で起き、運送事業者が社会と共生していくには、最も力を入れて取り組むべき課題」と語る。


 取得まで1年はかかると言われる中でのスピード取得について、品質管理課の水沢喜裕係長は、「これまでの積み重ねが生きた」と振り返る。「OHSASやISO9001で構築していたマニュアルに、39001固有のものを追記した」とし、「各責任者が積極的に協力してくれ、どうすれば事故を起こさないかを現場の視点で真剣に考えてくれたことが大きかった」とも。


 同係長が今回の取り組みで特に注力したのが、「ドライバーの力量評価」だという。「知識や経験、年齢などを評価項目にして『見える化』し、それを踏まえて配車や教育訓練を行うことで、より安全性が高まる」とし、「ドライバーの力量が上がれば顧客に満足してもらえるだけでなく、本人の働く楽しさも増すはず。結果、現場のモチベーション向上につながる」と語る。


 審査について塚腰副社長は、「単なるダメ出しではなく、長期的な視点の『次につながる審査』だった」と話す。塚腰社長は、「運送業にとっていちばん大切なのは、安全に物を運ぶこと」と繰り返し、「その実現のためにも、打てる手はどんどん打っていきたい」と語る。


◎関連リンク→ 株式会社塚腰運送

◎関連リンク→ 一般財団法人日本科学技術連盟 ISO審査登録センター

 

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